自費検査

Inbody測定

自分の筋肉量など体組成がお知りになりたい方

今、日本では人口の5人に一人が75歳の後期高齢者となる「超高齢社会」となっています。そんな中、健康寿命を延ばし「出来るだけ自分の足で歩き続けたい」と願う人も多いのではないでしょうか。
その為には身体能力を維持することが大切になり、礎となる「筋肉量」と「筋力」がどれ位あるのかが鍵となります。

皆さんはご自身の筋肉量を知っていますか?

最近では体重計に筋肉量を計る機能をもったものが市販されていますが、より詳しく計測できるのが、体組成計です。弊院では「体成分分析装置Inbody770(大学病院や研究機関の研究用に使用されている機種)」を導入しており、運動器リハビリテーションや栄養指導の場で随時使用しています。

Inbody測定
Inbody770(画像:(株)インボディジャパン提供)

家庭用の体組成計と違って、5つ(右腕・左腕・体幹・右脚・左脚)の部位を6つの周波数の交流電流で繰り返して測定することで、より詳細なデータが得られるのがポイントです。

残念ながら加齢により筋肉量および筋力は減少し、身体機能が低下していきます。そのような状態を「サルコペニア」といいますが、その一因として運動量の低下や栄養摂取不足が考えられます。若年層においてもサルコペニアは無縁ではなく、疾病や生活習慣などにより、サルコペニアの前段階となっている方もおられます。
Inbodyによる体組成測定をすることで、筋肉量を部位別に把握することができます。個々の課題ターゲットをしぼって効果的なサルコペニア予防の運動・栄養療法につなげていきましょう。

  • Inbody測定のみの場合(要 事前ご予約)
  • 測定対象:たけうち整形外科リウマチ科の患者様
    測定料金:550円(税込み)※自由診療のため、全額自己負担となります。
    ※測定のみ場合は、栄養・食事相談はございません。
    ※栄養・食事相談とのセットは別途料金が発生しますのでご注意ください

AGEs(終末糖化産物)測定

AGEsの蓄積状態を知り、今後の生活習慣を見直したい方

AGEs(最終糖化産物:Advanced Glycation Endproducts)(注1)は、食事などで過剰に摂取した糖がヒトのカラダを主に構成しているタンパク質と結びつくことによって体内に生成される物質です。近年、人の加齢現象や健康に関わる物質として研究が進んでいます。
肌、血管、骨なども主にタンパク質からできており、このタンパク質と糖が結びついて、糖化が進むとタンパク質は本来の働きができなくなり、カラダの機能に様々な変化が生じます。

注1 : Nagai R, et al., Biochem Soc Trans. 31, 1438-1440 (2003).
〈出典:エア・ウォーター・メディカル株式会社〉

AGEsと骨

健やかな骨は、十分な骨密度を保ち、しかも弾力性のある骨質をしています。この骨の弾力性を作っているものの一つがコラーゲン(タンパク質の一種)です。残念ながら骨のコラーゲンにAGEsが結合してしまうと、この弾力性が失われ骨の質は劣化し硬くなってしまい、少しの衝撃でも骨折してしまう脆弱な骨へと変化します。

AGEsと骨
〈図出典:エア・ウォーター・メディカル株式会社〉

骨粗鬆症は「骨密度の低下と骨質(微細構造)の劣化(破綻)により骨強度が低下する疾患」と言われています。近年では精密機器が発展し、骨密度はDXAなどで測定できます。しかしながら、骨質に関する検査はまだメジャーではないのが現状です。

AGEs測定で間接的に骨の質を考えてみる

当院では、栄養・食事相談においてAGEsセンサーを用いた体内の最終糖化産物測定を行っています。
骨密度検査が正常でも、AGEs測定により最終糖化産物が蓄積過剰なケースにおいては、生活習慣の見直しから「骨質の改善」の食事計画を提案し、健やかな骨づくりを支援しています。

AGEs測定

測定者にやさしい光センシング測定
血液採取が不要なため、心理的な負担が少なく老若男女を問わず簡単に測定いただけます。

  • AGEs測定
  • 測定結果のイメージ
    測定結果のイメージ

測定者の負担を軽減する迅速測定

独自の光センシング技術と回路技術により、わずか数十秒で迅速な測定が可能です(注14)。

注14 : 血液採取によって測定した場合との比較
〈出典:エア・ウォーター・メディカル株式会社〉

  • AGEs(終末糖化産物)測定のみの場合(要 事前ご予約)
  • 測定対象:たけうち整形外科リウマチ科の患者様
    測定料金:550円(税込み)※自由診療のため、全額自己負担となります。
    ※測定のみ場合は、栄養・食事相談はございません。
    ※栄養・食事相談とのセットは別途料金が発生しますのでご注意ください

血管年齢測定

血管の健康状態が気になる方

私たちの血管は年齢を重ねていく内に、だんだんと柔軟性が失われて硬くなっていきます。この血管の硬化度合いを、実年齢と比較して分かりやすく評価するのが「血管年齢」です。

当院では、「加速度脈波測定器」を使って、血管年齢測定を行っています。
測定は、センサーに指先を入れるだけで簡単に行えるのが特徴です。主に、栄養・食事相談で使用しており、食習慣の見直しに役立てています。
まず手軽に血管年齢を俯瞰してみたい方は、下記のとおり検査のみの受付もしております。

血管年齢測定
〈画像:株式会社YKC提供〉

注意:当院は整形外科であり循環器は診ておりませんので、詳しい血管の検査を希望される方は、別途、循環器科にご相談ください。

  • 血管年齢測定のみの場合(要 事前ご予約)
  • 測定対象:たけうち整形外科リウマチ科の患者様
    測定料金:550円(税込み)※自由診療のため、全額自己負担となります。
    ※測定のみ場合は、栄養・食事相談はございません。
    ※栄養・食事相談とのセットは別途料金が発生しますのでご注意ください